国の重要無形民俗文化財の博多松囃子が、創始845年の伝統を受け継ぎ、5月3日、4日福神
恵比須神、大黒天を奉じ、各地の弥栄を記念福岡市中心部を練り歩きます。
※舞鶴公園は、5月4日11時半頃到着予定です。
福神
福禄寿にちなんで、張り貫きの長い頭をかぶり、福神の面をつけ、白無垢の上に黄絹の打ち掛け、手に唐うちわを持ち馬に乗ります。
恵比須
珍しい夫婦恵比須。男恵比須は烏帽子をかぶり、恵比須の面をつけ、右手に釣りザオ、左わきに大ダイを抱き、錦のそでなし羽織姿で馬に乗ります。女恵比須は天冠をかぶり、左手に玉を抱き、桧扇を手に赤いはかまで馬に揺られます。
大黒
黄絹の頭巾をかぶり、大黒の面。緞すの服に白ばかまで大きな紗金袋を背負う。手には打ち出の小ヅチ。米俵を左右につけた馬に乗って進みます。どの馬も、カミシモ、たっつけ姿の男たちの一団に囲まれ、それぞれの行列にはカサボコ各三本がつきます。
稚児
天冠をかぶり、舞衣に緋のはかまをはいた少女を乗せた棧敷台を引きます。要所要所で地謡、ツヅミに合わせ優雅に舞います。これにも一団の大人たちが付き添います。