梅雨真っただ中、雨にぬれた石垣や植物は、晴れた日とはまた違った趣があります。 梅雨の花を代表するアジサイは、開花のピークを越えつつあります。 5月の終わりがけに色づき始めてから、毎日少しずつ色が変化し、色あせはじめた今も私たちの目を楽しませてくれています。
ため息が出るような美しい配色ですね。
ところどころ色あせていますが、それがまたアクセントとなっています。 雨上がりのお散歩のときに、ぜひご覧ください。
下の橋御門のアジサイ(ユキノシタ科/アジサイ科)は見ごろを迎え、すぐ下のお濠に咲くスイレンとともにたくさんのお客様に楽しんでいただいています。 濃いブルーだったアジサイも、時間とともに色が少しずつ変化して、印象が変わっていくようです。
牡丹芍薬園の入り口にあるアジサイも、見ごろを迎えています。 ほんのりうすぐらい大木の下で、それぞれの花がそれぞれの色合いに染まり、いくら見ていても飽きません。 この淡い絶妙な色合いは、アジサイならではのものですね。
苔むした石垣と、古い大木にはさまれ、淡い色に色づくアジサイは、独特の清涼感を漂わせています。
大濠公園との境の樹林地にもアジサイが咲いています。 濃い紫色が鮮やかですね。
下の橋御門前のアジサイがきれいに色づいています。 アジサイの花は、咲きはじめから少しずつ色が変化していく様子が、楽しみでもあります。 (平成28年6月3日撮影 大手門交差点付近)
アジサイの下にあるお濠では、透明感のある淡い黄色のスイレンが咲き誇っています。今年は咲き始めに花が少なくさびしかったのですが、徐々にたくさん咲き始めて、一安心です。
車の往来が激しい大通りから階段を降りて、水辺の花や石垣を見ると、ここが都会の真ん中であることを忘れてしまいそうですね。
牡丹芍薬園入口のアジサイも、少しずつ色づき始めました。 黄緑色や白っぽい色から、どんな色に変化していくのでしょう。 今のこの状態もみずみずしくて、とても美しいですね。
今が見ごろの花菖蒲園。 その隣のエリアでは、ガクアジサイが色づき始めました。 本数はあまり多くないのですが、石垣やイロハモミジと一緒に見ることができ、和の雰囲気が楽しめる場所です。
開花のピークを少し過ぎた花菖蒲園には、今日もたくさんの方が見学にいらしていました。 今年は花数が多く、花がら摘みの作業にいつもの3倍ほどの時間がかかってしまっています。嬉しい悲鳴です。 見頃は来週ごろまでと思われます。ご見学のご予定のある方は、お急ぎくださいませ。