寒さに負けずがんばって

~芝生のはなし その6~

 

東平尾公園のレベルファイブスタジアム(球技場)では、芝生を寒さから保護するため「ワリフ 」※1で芝生の全面を覆って養生しています。

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ワリフの下にそーっと手を入れてみると空気が幾分暖かく、芝に触れるとしっとりとしていて、みずみずしく元気に育っているのを感じることが出来ます。

 

中を覗いてみると冬芝(サツキワセ)が元気に育っています。

 

 

 

寒い冬ですが、春季の利用に向けて、芝刈りや施肥、灌水などの管理作業は行っています。

 

 

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こちらは、緑の冬芝の中にあって、枯れたように見える夏芝(フェニックス)ですが、寒さに負けずがんばって、少し新芽をのばしているのをみることが出来ます。

 

 

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※1 ワリフ:ネット状のポリエチレン製不織布。芝生の養生として利用した場合 ・適度な通気性があり風が吹いてもまくれにくい ・保温効果がある ・展帳したままで散水が可能 ・軽量素材のため展帳が容易 <掲載許諾 :JX日鉱日石ANCI

 

こちらは、博多の森陸上競技場の隣にある補助競技場の冬景色です。

トラックの向こうに薄茶色く見えるのはクレイ舗装ではありません。エルトロ(野芝)が冬枯れしているのです。

 

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ここは冬芝の種を蒔いて(オーバーシード)おりませんので、緑の景ではありませんが目を凝らしてよーく観てみると緑の芝生が春を待っているのが分かります。

春よこい、はーやくこいって、聞こえるような~。