朝晩だけでなく、昼間も冷え込みが厳しくなってきました。 本格的な寒さがやってきましたね。 舞鶴公園のお濠は、すっかり冬景色です。 夏の間はハスの葉に覆い尽くされていた水面が、今は向かい側のビルを映しこんでいます。
ハスの果托が水面に落ちて、吹き寄せられているところがありました。ひとつひとつ違う穴の形、裏側の凹凸、見ていて飽きません。
ヒラドツツジの花がくるいざきをしていましたが、ここ数日の寒さの影響でしょうか、すっかり縮まってしまいました。
冬らしい寒さが続いています。 お濠には、例年より数が少ないものの、冬鳥が訪れています。
ヒドリガモ。漢字で書くと緋鳥鴨。 オスの頭の部分の羽色が緋色になることからこの名があるそうです。 ピュウっという鳴き声が特徴的です。
ホシハジロ。星羽白と書き、背中の白っぽい部分に小さな黒い斑点があることからだとか。黒い斑点までは、よく見えませんでした。 オス(右側)もメス(左、中)も、地味なのですが絶妙な色合いが素敵だなぁといつも思います。雄の目が赤いのも特徴です。
枯ハスのかげに、オオバンが潜んでいました。 赤い目と眉間からクチバシにかけて白いのが特徴です。 カメラを構えると、すうっと遠ざかってしまうことが多い冬鳥。 じっと立ち止まっていると少しずつ近づいてくることがあります。双眼鏡をもち、寒さ対策をしてお濠で水鳥の観察はいかがですか。
季節外れの暖かさが訪れていますが、この後寒くなるようです。 牡丹芍薬園の下で、早くもスイセンの花が咲き始めました。
落ち葉の間から、にゅうーっと葉を伸ばしています。 花はまだ少しですが、これから咲き始めるのが楽しみです。
カエデの落ち葉の上に、カエデの木の影が。 偶然目にした美しい光景でした。
もうすぐ雨が降るのか、飛行機雲がくっきりと見えました。 雨が降るたびに寒くなってくるこの季節、体調に気を付けてお過ごしください。