花菖蒲園のハナショウブが、次々と花開いてきました。現在3分咲きといったところでしょうか。 散策がてら立ち寄られる方も増えてきたようです。
本日より、バンコを設置しました。
バンコに座ってゆっくりと鑑賞をお楽しみください。
久しぶりの雨に、植物たちの喜ぶ声が聞こえてくるようです。 下之橋御門の入り口では、梅雨の代表植物ともいえるアジサイが色づき始めています。 例年6月初旬には、きれいな濃いブルーに染まります。
色づきはじめたアジサイの下のお濠では、スイレンが咲いていました。淡い黄色の花は、薄暗いお濠の水面を照らすライトのようにも見えます。
雨あがりに見たハスの葉には、銀色をした雨水の玉が乗っていました。 ハスの葉の表面が持つ「はっ水効果」も手伝って、このようなきれいな水玉が見られるのでしょうか。 ハスの花が咲くのはもう少し先ですが、アジサイやスイレン、ハスの葉を見ながらの散策もお勧めです。
水辺ではありませんが、良い香りのスイカズラの花を見つけました。 花の色が白から黄色に変化することから、「金銀花」とも呼ばれているそうです。なんとも豪華な別名ですね。
太陽の下を歩いていると、まぶしく暑い季節になってきました。 舞鶴公園南側の樹林地は、木陰になっているので比較的涼しくおさんぽできます。足元では、ドクダミの花が咲き始めていました。 少し暗めの樹林地で咲く白い花に、ハッとさせられます。 ハートの形をした葉もかわいいですね。
同じく白い花、ガウラは梅園で咲いています。 花の形が蝶に似ているので、「白蝶草(はくちょうそう)」の別名を持ちます。
スダジイの新葉が、鮮やかな緑色でした。 昨年の葉との色の違い、わかりますか?
ハナショウブはチラホラと咲き始めています。 濃い紫色の花と、緑色の葉のはっきりとしたコントラストに、夏らしさを感じますね。