ユリの分球
「舞鶴公園フラワーボランティア」代表で、緑のコーディネーターの前田さんより、
ユリの分球についてレクチャーしていただきました。
もし、今植えてあるユリが「植えてから3年以上経っている」という場合、
土の中で球根がぎっしり詰まり、分球のタイミングを迎えているかもしれません。
分球して、ユリでいっぱいの花壇にしましょう♪
分球の適期は11月頃です。
来年の参考に、ぜひご覧ください。
※ユリは背丈が高くなるため、高さ制限のある街路花壇での植栽には向いていません。
公園や緑地など、植栽の高さに制限がない場所がおすすめです。
分球って何?
分球とは、植物の球根が自然に分かれたり、人工的に分けたりして増えること(増殖法)です。
ユリは球根の中でも「鱗茎(りんけい)」と呼ばれ、
うろこ状の組織「鱗片(りんぺん)」が重なってできているのが特徴です。
今回は、球根が自然に分かれてできた子球(しきゅう)を分ける方法を中心にご紹介します。
分球の流れ
ユリの開花時期は6月頃です。
花が咲き終わったら、すぐに花首を切りましょう。
種を作らせないことで、栄養をすべて球根に回すことができます。
分球は、花が終わり、茎葉が黄色~茶色く枯れてきた11月頃に行います。
球根を傷つけないよう、周囲から大きくスコップを入れて掘り上げます。
2年以上経った球根は、写真のように子球をつけ、2つ以上に分裂しています。
ユリの球根 分裂した球根を包み込むように持ち、
ゆっくり両サイドに引っ張ると、写真のように2つに分けることができます。
せ~のっ
パカッ このとき、鱗片が落ちることがありますが、
この鱗片も1~2年かけて成長し、球根になります。
捨てずに、ぜひ育ててあげてください♪
鱗片 分球後は、すぐに土に埋めましょう。
ユリは乾燥に強くないため、長期間放置しないことが大切です。
植え付けの深さは、球根の2倍程度が目安です。
たくさん増やしたいなら「鱗片挿し」がおすすめ
先ほどご紹介した鱗片ですが、
もし子球がついていなくても、一気に球根を増やす方法として
「鱗片挿し」がおすすめです。
親球の外側にある、きれいな鱗片を数枚はがして土に挿しておくと、
そこから小さな球根が出てきます。
2~3年後には、ユリがたくさん咲くかもしれません…!
舞鶴公園フラワーボランティアの圃場と花壇
舞鶴公園フラワーボランティアの圃場には、
分球して育て上げたユリが沢山!
「何倍にもなって嬉しい」と語ります。
圃場 『舞鶴公園フラワーボランティア』の花壇では、6月にユリが満開となります。
是非遊びに来てくださいね(^^)/
花壇


