気温の高さとは裏腹に、朝や夕方は、草むらから秋の虫の声が聞こえてくる舞鶴公園です。 8月も今日で終わり、お濠にも秋の気配が漂い始めました。 この夏たくさんの花を咲かせたハスも、そろそろ果托の数が増えてくる頃です。
果托の茎は長いので、あちらこちらを向きますが、たまにいくつかの果托が向かい合っているのを見かけます。まるで、おしゃべりをしているかのようですね。
台風の影響か、また猛烈な暑さが戻ってきていますが、今日は処暑。 暦のうえでは、暑さもそろそろ落ち着く、という日です。 鴻臚館裏の広場で、ノシランがさわやかな白い花を咲かせています。 2月になるころにはきれいな青い実がなります。
通称「ヘクソカズラ(別名ヤイトバナ)」の花も見られました。 「サオトメカズラ」と言う呼び名もあります。 葉の臭いから「ヘクソカズラ」という名前がありますが、花はかわいらしいのですね。 この時期暑くて、あまり花も見られませんが、探してみれば咲いているものですね。
マテバシイのどんぐりはずいぶん大きくなりました。 10月になると茶色に熟して落ちてきます。 暑くはありますが、秋は着実に近づいてきています。
お盆を過ぎ、朝晩が少し涼しくなったように感じられますが、昼間はまだまだ暑いですね。 午前中のハスの花は、太陽の光をあびてまぶしいほどの美しさです。 一番大きな3号濠では、お盆を過ぎても、まだ花がたくさん咲いています。
一方で、黄緑色や茶色になった果托もちらほら見られます。
今日は鴻臚館広場で、福岡マラソンの関連イベントが実施されていました。福岡マラソンまであと85日だそうです。 いまはまだ暑い毎日ですが、マラソンの季節は着実に近づいています。
この時期、樹木を観察すると色々な木の実が、秋を待っています。 これはイヌマキです。10月ごろ熟します。 涼しくなるのが、待ち遠しいですね。