蒸し暑い季節になり、日なたを歩くと汗ばむほどですが、木陰はヒンヤリしています。 護国神社前のお濠では、ハナショウブが開花し、水面に浮かぶスイレンも、見ごろになってきました。 お濠端をあるくとトンボの姿が見られ、夏がちかづいていることを感じます。
下之橋ではアジサイが色づきはじめ。
3月にあじさいボランティアさんが植えたアジサイ苗もすくすくと育っています。
いい香りがすると思ったら、テイカカズラの花が咲いていました。 風車のような形をしています。
梅園ではニワウルシの花が咲き始めています。 公園中が生命力にあふれているようです。
公園内をあるくと、どこからともなくなにかの花の香りが漂ってくる舞鶴公園です。「風薫る5月」という言葉が頭に浮かびます。 牡丹芍薬園の芍薬は、ピークこそ過ぎましたが、まだお楽しみいただけます。 今後のお天気次第ですが、あと1週間ほどでしょうか・・・
写真だけでも、いい香りが漂ってきそうですよね。
広場では、ニワゼキショウが咲いていました。 小さいけれど、とてもきれいな花です。
ソメイヨシノは、真っ赤な実をつけてます。 淡いピンク色の花を咲かせていた4月とは打って変わって、このひと月で、すごい変化を成し遂げました。 空の青、葉の緑と赤い実がきれいなコントラストですね。
気持ちの良い風が吹き抜け、青空も新緑も美しい五月晴れです。花も緑も生命力に満ちあふれています。 牡丹芍薬園では芍薬が見頃を迎えています。 スロープを上がると目の前に、満開の芍薬が!
品種によって咲く時期が若干ずれますので、全体としては4~5分咲きといったところでしょうか。 今はまん丸いつぼみもたくさん見られますよ。
牡丹芍薬園の南側の階段を降りて名島門をくぐるとセンダンの花が咲き始めていました。 花の淡い紫色が、木全体に広がっています。
クスノキもこの時期花を咲かせています。 いつもより少し黄色っぽく見えるのは、花があるからなんですね。
イロハモミジにはプロペラのような実がついていました。 この実は熟すと、風にのってクルクルと回りながらなるべく遠くに飛んで行こうとします。 植物の知恵ですね。