直射日光は強めですが、歩いていると吹く風が気持ちよく、おさんぽ日和の舞鶴公園です。
お濠端では、ハス(ハス科)の新葉が楽しめます。
ハスの葉には「浮葉(うきば)」と「立葉(たちば)」の2種類があります。
4月ごろ最初に水面に「浮葉」があらわれ、次に段々と水面から立ち上がって風にゆれる「立葉」が増え、夏ごろには見上げるような大きな「立葉」の森のようになります。
「浮葉」と初めの数枚の「立葉」は、地中に埋まっている根(レンコン)の栄養で成長します。そのあとの「立葉」は、光合成をした栄養で成長します。
わかりやすく言うと、初めは貯金した栄養で、次に自立して稼いだ栄養で葉を成長させている、ということですね。
この時期になると段々「立葉」も目立つようになってきました。
太陽をいっぱいに浴びて、そろそろ自立するころでしょうか。
5月も半ばとなり、さわやかな風が吹き抜ける気持ちの良いお天気の舞鶴公園です。
花菖蒲園で、ハナショウブ(アヤメ科)が咲き始めました。まだ二輪ほどです。
真っ白かと思いきや、縁に淡い紫色が入っています。きれいですね。