少し湿り気を帯びた空気が、梅雨を思わせます。 下之橋御門の前の橋では、濃いブルーのあじさいが色づき、見ごろを迎えています。 小さめの花ですが、とても存在感があります。
すぐ下のお濠では、淡い黄色のスイレンが咲いています。 スイレンは5月~10月ごろまで咲きますが、アジサイは6月上旬の花。 今は両方の花が楽しめる貴重な期間です。
少し西側に行ったお濠端では、マコモの花が咲き始めています。 耳飾りのような、少し変わった形の花です。
水辺はトンボの王国です。 コシアキトンボや・・・
シオカラトンボなど、色々なトンボが見られます。 このシオカラトンボは、水面に産卵しているところでした。
今日から6月に入りました。湿度の高い日が続いています。 ハナショウブが満開となり、たくさんの方が見にいらっしゃっています。 公園内唯一の国指定重要文化財、多聞櫓を背景に。
日々咲き終わった花の花がらつみを実施しています。 午前中でこんなにたくさんとれました。
坂をのぼって、石垣の上から撮影してみました。 ハナショウブをこのように上から見て楽しめるのは、福岡城跡の地形ならではですね。
今日は最高気温30度越えの予報が出ています。木陰は涼しいのですが、歩くと汗ばむ季節がやってきました。 舞鶴公園ではハナショウブが見ごろになってきました。 濃い紫色、白色のたくさんの花が開花する様子は、暑さを忘れさせてくれるかのようです。
護国神社前のお濠でも、ハナショウブ、スイレンが咲きそろい、にぎやかになってきました。 水面を見ると、映りこむ街の景色とスイレンの花の対比が面白いですね。
扇坂御門にある2本のニワウルシは、いい香りの花を咲かせています。 名前に「ウルシ」とあるのは、葉がウルシに似ているからで、ウルシのようにかぶれるわけではないそうです。 別名「神樹」は英名「Tree of heaven」から来ているとか。
今、園内のあちらこちらに咲いている白い円錐形の花は、ネズミモチです。 ネズミモチの実はネズミのフンに似ていることからこの名があるそうです。
イヌマキの花も咲いています。 針葉樹らしい花ですね。 秋にはかわいらしい実が付きます。