ここ数日朝の気温が下がりすごしやすくなりましたね。今日から9月に入り、秋の気配を感じることも増えてきました。 樹林地では、ツクツクボウシの大合唱が聞こえます。 鴻臚館跡展示館裏で、ノシランの花が見られます。 真っ白な花が、すっと伸びている様子は、とても清々しく感じられます。
サンゴジュの実は、赤くなっています。 この赤い実の様子を、サンゴに見立ててこの名があるそうです。
マテバシイのどんぐりはすっかり大きくなり、あとは茶色く熟すのを待つのみとなっています。 舞鶴公園の秋を感じに、ぜひお散歩にいらしてください。
朝、草むらから秋の虫の声が聞こえ、秋の訪れを感じる瞬間も増えてきました。そう思えば、吹き抜ける風も心なしか涼しく感じられるのが不思議です。 樹木は着々と実りの秋への準備を進めています。 ウバメガシの小さな小さなどんぐりを見ることができました。 秋には結構大きなどんぐりになります。
ナラガシワのどんぐりは、今年は豊作。 熟すのが楽しみです。 どんぐりや木の実がたくさん実る舞鶴公園。 今のうちから、木の実の赤ちゃんを探すのも楽しいですよ。
立秋を過ぎてもなお、暑い日が続いています。 歩くときはなるべく木陰をえらんでしまいます。 こんなに暑い日でも、木陰は少し涼しく、風が吹くと気持ちがよいくらいです。木の葉が行う蒸散作用のおかげだそうです。 お濠ではハスがぐんぐん成長し、見上げるほどの高さのものも。 開花一日目のこの花は、そこまで背丈はありませんでしたが、花びらの色が濃く、石垣を背景により美しく見えました。
昨日は久しぶりに雨が降り、お濠端を歩くとハスの葉に落ちた雨粒が宝石のようにきれいでした。
雨がハスの葉に落ちる、「ぱんぱん」という音の他に、時折「ぼたぼた」っという音がします。ハスの立葉が、葉の上にたまった雨水の重みで傾き、水を落とすおとなのです。この光景があちこちで繰り返されていて、和風庭園にあるシシオドシを思い出しました。
ハスの花の見頃も、もうすぐ終わりそうです。 暑さ対策をされて、ぜひご覧ください。