平和台陸上競技場前でハマヒサカキ(ツバキ科)が白い小さな花を咲かせています。 ハマヒサカキは、雌雄異株で、雄の木と雌の木があり、競技場の前には雌雄の株が混ざってひとつの寄せ植えとなっているものがあります。 この花は雄木の花、雄花です。小さい花がびっしりとついていました。 においをかぐと、プロパンガスに似た香りが・・。ちょっとびっくりしました。
こちらは雌木で、昨年の花が結実した黒い実と、雌花です。 雄木の花に比べると、さらに小さな花ですね。
さて、12月4日は第70回福岡国際マラソン選手権大会において、スタートとゴール地点になる平和台陸上競技場です。 たくさんの資材や車両などがはいり、着々と準備が進んでいます。
スタートとゴールの様子は、陸上競技場のスタンドから無料でご観覧いただけます。ぜひご利用くださいませ。
久しぶりにきれいな青空を見ることができました。 舞鶴公園では、最後の見頃と言わんばかりに鮮やかな紅葉が見られます。 青空の下で見る紅葉は、一際美しいですね。
多聞櫓と石垣を背景に、花菖蒲園のイロハモミジ(カエデ科)の紅葉も見ごろです。 福岡城跡ならではの光景です。
二の丸のイチョウ(イチョウ科)は、どっさりと葉を落とし、黄色のじゅうたんの上で、たくさんの人が写真撮影をされていました。
メタセコイア(スギ科)は、柔らかい黄色に色づいています。別名に「アケボノスギ」という名がついたのにもうなずけます。 長い間私たちの目を楽しませてくれた紅葉も、そろそろ終わりに近づいてきました。どうぞお早めにご覧ください。
朝の気温も10度を下回ることが多くなり、空気が冷たくなってきました。 夏に青々と茂っていたハスはすっかり茶色に枯れ、お濠端の雰囲気も随分と変わりました。立ち止まって耳を澄ますと風でゆれた枯葉同士がふれあい、カサコソと音が聞こえます。
ハスの果托は、じっと下を向いています。 少し紫色がかった、きれいな茶色ですね。
ヒドリガモ(カモ科)やホシハジロ(カモ科)などの水鳥は水面から、岸の様子をうかがっています。
近くの街路樹、モミジバフウ(マンサク科)のくっきりとした赤い葉が、水面に浮かんでいました。 紅葉が終わると、あたりはすっかり彩りが減りますね。