舞鶴公園で、スイセンが見ごろを迎えつつあります。 近づくといい香りにつつまれます。 スイセンは、園内を歩いていると、いろいろなところで見られますが、中でも牡丹芍薬園の斜面は、数が多くみごたえがあります。 (平成28年1月7日撮影 牡丹芍薬園)
牡丹芍薬園のスイセンは、真中の部分(副花冠:ふくかかん)が八重になっていて、おもしろい形をしています。
一方、このように数株だけで咲いている風景も、また素敵ですね。
紅葉もほぼ終わり色彩の少なくなった公園ですが、赤い実をつけている樹木があります。色彩が少なくなっので、余計に目立っているようです。 ピラカンサは、小さな赤い実を細い枝につけ、枝が垂れ下がってきていました。濃い緑色の葉と赤い実のコントラストが美しい木です。 (平成27年12月17日撮影 花菖蒲園)
こちらはシロダモの実です。 クスノキの仲間で葉っぱがよく似ていますが、葉の裏が白いので見分けがつきます。また、クスノキの実は黒色で丸い形ですが、シロダモの実は赤色で楕円形をしていますね。
こちらは少し面白い形をしています。マサキの実です。 ピンク色の皮が割れて中から赤いタネが見えています。 ほかにもこいろいろな樹木の種を観察することができます。 また随時ご紹介いたします。
今週は一気に寒くなりました。 寒風の吹く舞鶴公園のお濠では、たくさんの冬鳥が過ごしています。 こちらはヒドリガモでしょうか。 すぐにお濠に入れるように園路のふちに集まり、こちらが近づくのを警戒していました。 (平成27年12月17日撮影 3号濠)
ホシハジロは、水に浮かんで丸まっていました。
黒い鳥もいました。クチバシと額が白いので、オオバンでしょうか。
お濠を上から見ると、こんな風につかずはなれず、きれいに並んで浮かんでしました。 色々な種類の鳥が一緒に浮かんでいます。 双眼鏡をもち、あたたかい恰好をして、冬鳥の観察に来られませんか。