もうすぐ、一年でもっとも暑さが厳しい「大暑」です。毎日気温が高く、歩くときは極力日陰を選んでしまいます。 舞鶴公園にある大木の木陰は、猛暑の中でも少しだけ涼しく感じられます。 この写真は、牡丹芍薬園にあるムクロジです。 このムクロジ、先月花を咲かせていたのですが、小さな実をつけ始めました。
ウサギの顔のような形がかわいいですね。 まだまだ小さな実です。
11月くらいになると、このように飴色に熟してきます。(2015年11月撮影) 種の部分が大きくなっているものの、ウサギの顔のような形は変わらないですね。 飴色をした殻の中には、黒くて固い種が入っていて、羽根つきの羽根のおもりに使われているそうです。
ムクロジは漢字で書くと「無患子」。子が患わない、と書きます。 なんとも縁起の良い名前ですね。 ムクロジは、牡丹芍薬園にあがった東南の端に2本あります。 樹名板を付けていますので、目印にしてくださいね。
舞鶴公園にある「福岡城むかし探訪館」では、黒田官兵衛が織田信長からご褒美としてもらいうけた「へし切長谷部(レプリカ)」の刀身を鞘から抜き出して展示しております。 8月31日までの期間限定です。 刀身に浮かび上がる刃文をぜひご覧ください!
また、元舞鶴中学校跡地にある三の丸スクエアでは、天守閣CGのタペストリーが登場しています。 写真の背景にご活用ください。
蒸し暑い日が続いています。7月7日に少し暑くなる「小暑」を迎えたばかりですが、まだ暑さに慣れていない体には「少し」どころではないように感じられます。 猫のしっぽのように垂れ下がる、ナンキンハゼの花が咲き始めています。 ナンキンハゼと言えば秋の紅葉がよく知られていますが、この時期の花もかわいらしいですね。花穂の根元には早くも実がつきはじめています。
アオギリの花も咲き始めました。 今年は高い位置で咲いていましたので、脚立を使って撮影しました。 しずくのような形をしたつぼみや、リボンのようにくるっとまいている花は ちょっと変わった形状をしていますね。このくるっとまいている部分は花びらではなくガクだそうです。 樹木の花も、よく見るとそれぞれ個性があって面白いですね。