今日は二十四節気でいうと「大暑」にあたり、暑さ真っ盛りといったところでしょうか。 陸上競技場入り口では、夏の暑さを少しでも和らげるため、毎年緑のカーテンを育てています。 今年は、フウセンカズラ(ムクロジ科)、マンデビラ(キョウチクトウ科)、アサガオ(ヒルガオ科)、ヨルガオ(ヒルガオ科)を植えました。 今年初登場のヨルガオが、先日ついに花を咲かせました。 名前のとおり、朝ではなく夕方に見ることができます。 真っ白なラッパ状の花は、朝顔とはまた違った美しさです。
ヨルガオのつぼみは、ソフトクリームのようですね。
フウセンカズラは、早くから花を咲かせていたので、もうたくさんのふうせんがぶら下がっています。風にゆれる様子が涼しげですよ。
マンデビラの花は、キョウチクトウに似ていますね。 吹けばくるくると回り始めそうです。
今年は、根締めにポーチュラカを植えてみています。 ビビットな色の花をたくさん咲かせ、遠目にも鮮やかです。 今年の緑のカーテン。真夏の太陽の光を受けて、どこまで伸びてくれるのでしょうか。
じめじめした梅雨も明け、カラッと晴れた青空とセミの声で夏本番を迎えた舞鶴公園です。 ハスの葉もグングン背丈を伸ばし、花がうずもれそうになっているものもあります。
青空とハスが映る水面も美しいですね。 水面の世界に見入っていると、アメンボが入ってきました。
トンボが巻葉の先にとまっています。 タイワンウチワヤンマ(サナエトンボ科)でしょうか。。。 ちょっとおしりをあげて、バランスよくとまっている様子がカッコイイですね。
明治通りの沿いの街路樹では、夏の代表花、サルスベリ(ミソハギ科)が咲き誇っていました。 鮮やかなピンク色の花が、赤坂のビル街に映えています。
明け方より降り続く雨で、公園を訪れる人は少なめです。 雨の合間をぬって、セミの鳴く声が聞こえ、夏を身近に感じ始めることができます。 7月1日に、花が咲いていることをご紹介したアオギリ(アオギリ科/アオイ科)ですが、咲き終わった花が実になる過程で、素敵な形になっていましたので、ご紹介いたします。 豆のサヤが、手の指を広げたようにひらいています。 見れば見るほど不思議な形ですね。この種が、これからさらに変化していきます。その様子はまた別の機会にご紹介いたします。
名島門前ではセンダン(センダン科)の実が雨露をしたたらせていました。 この実は今は緑色にぴかぴかしていますが、秋になるころには淡い黄色に熟します。 この時期は目立つ花などがなく、あまり変化がないように見える公園ですが、日々季節の移ろいを感じるものを見つけることができます。