ヤイトバナの花が咲いています。ヤイトバナは灸花と書き、お灸の形に似ているからそう呼ばれるそうです。 別名ヘクソカズラの方が、よく聞く名前です。葉をつぶした時に臭いにおいがするためこの別名があるそうです。 (平成27年9月3日撮影 陸上競技場西側)
花もかわいらしいのですが、実もきれいなつる植物です。 今はまだ緑色ですが、秋が深まるつれてきれいな飴色に変化していきます。
園内を巡回していると、何かきれいなものがふわっと飛んで、足元の2,3m先へ。よく見てみようと思い近づこうとすると、またふわっと飛んで、またまた足元の2,3m先へ。 これはよく「道教え」と言われるハンミョウです。 運よく撮影できたのがこの一枚です。 背中の模様がとてもきれいですね。 (平成27年9月3日撮影 花菖蒲園)
どんぐりの育ち具合を確認しようとマテバシイに近寄ると、葉の間にカマキリが。
近づいて正面からの撮影を試みると、こちらに少し顔を向けてくれました。 三角の顔が、ちょっと怖いですね。
お濠近くのゴミを拾おうと濠端に近づくと、ウシガエルが。 日向ぼっこをしているのでしょうか。 さらに近づくと、ドボン、とお濠に飛び込んでしまいました。
今日から9月。短かった夏もいよいよ遠ざかってしまうように感じます。 西広場の一番大濠公園側(スターバックス裏)にバクチノキがあります。 際立って赤っぽい幹が、雨に濡れてますます鮮やかな色にみえます。 近づいてみると、セミの抜け殻がくっついていました。
この鮮やかな幹色は、樹皮がはがれたあとに見られるようです。 「バクチノキ」という変わった名前は、成長に伴い樹皮がはがれる様を、「バクチに負けて身ぐるみはがれたように見たてた」という説が一般的だそうです。