お濠ではいろいろな生き物が観察できます。 たくさんの虫が飛んでいるのですが、今日は運よくイトトンボの仲間を撮影することができました。 調べてみると、アオモンイトトンボに似ています・・・ 注意してみなければ気が付かないような細くて小さなトンボですが、とてもきれいな模様です。 (平成27年7月30日撮影 3号濠)
少し行くと、アオサギが園路を歩いていました。 1mくらいの高さがあるので、突然遭遇するとギョッとしてしまいます。
このアオサギは警戒心が薄いのか、明治通りの歩道まで出て行っていました。 車や自転車に注意してくださいね。
水の中では鯉が気持ちよさそうに泳いでいます。 冬は何とも思いませんでしたが、暑い夏に水の中で泳いでいられるのは、少しうらやましいですね。
お濠のハスは青空に向かって、ぐんぐん葉をのばしています。 よりそうように、2輪の花が咲いていました。 (平成27年7月30日 3号濠)
そろそろ種もできつつあります。 「ハス」の語源となる蜂の巣のような果托です。 果托の穴ひとつひとつの中に、たねが入っています。
茶色に熟したものも見えました。 今の時期のお濠では、つぼみから種まで見られます。 ハスの花は午前中がきれいです。 まだ涼しい朝のうちに、お濠のお散歩にいらっしゃいませんか。
6号濠は今、トンボの王国のようです。 コシアキトンボのホバリング。縄張り争いでしょうか。 お互いをけん制し合いながら飛んでいます。 (平成27年7月23日撮影 6号濠)
わりと高い頻度で目の前に止まってくれるオオシオカラトンボ。 目が黒いのが特徴だとか。
こちらは同じような体の色ですが、目が青っぽいトンボです。 シオカラトンボでしょうか。
ギンヤンマや赤トンボ系も飛んでいるのですが、とまってくれず、撮影かなわずでした。 たくさんのトンボが見えますでしょうか。
シオヤアブです。 雄はおなかの先端に白い毛の束が見えます。 こどもたちが虫を観察する姿もほほえましい、夏休み真っ盛りです!